2011年8月30日火曜日

詩人は敗北に終わる。


最近、過去の話ばかり書いている。
過去はうんこだ。
しかし、物を書くという事はどういう事だろう?
書けば書いた瞬間から書いた物は過去の物となる。
過去は人の記憶の中で美化される。
未来の話は嘘になる可能性がある。
真実ではないかもしれない言葉を世界に残すはめになる。

「詩人は敗北に終わる。」とはキルケゴールの言葉だ。
詩人が敗北に終わる事を知りつつも詩人を最期まで続けたキルケゴール。
本当の優しさとはキルケゴールのように、
変わらぬ愛を捧げ続けた事ではないだろうか?
などと思う。

負けるから辞めるでは優しくもなんともない。