2011年8月7日日曜日


朝出したウンコを流さずに、一日中いえいえ3年間いえいえ20年いえいえ30年、ずっと眺めて、
「どうして臭いのかしら?」と首をかしげる。

ウンコだからだ。

ウンコと向き合ってたら、それは辛い、
なにより退屈だ。
これが私の古傷だって?
冗談じゃない、ただのウンコだよ。
自分探しだって?
冗談じゃない、ウンコを見てるだけだよ。

悪い事にピントをあわせると、
どんどん悪くなってしまう。
過去にピントをあわせると、
今にピントがあわなくなる。

暗闇の中にいくつもの美しい花が咲いていても、
光をあてなきゃ見れないんだ。
間違って踏んづけてしまう。

他人の目の中にチリが入っているのが見えるのに、
私の目の中に大きな丸太が入っている事に私は気付いていないんだ。

明るくなるよ。
どんどん明るくなる。
気付けば気付くほど、明るくなる。

ウンコはじゃーっと流して、
ハナクソはティッシュにくるんでゴミ箱に捨てる。

花は咲いている。
いつでも、いつだって、

そう願えば光は射すんだ。

ああ人間はバカのままで偉大だ。

そうか私はウンコなんて見ずに花を見るんだ。

星は光る。
生命は光る。

ああ人間はバカのままで偉大だ。