誰かの幸せについて考える。
あなたの幸せはあなたのもの、
私の幸せは私のもの、
私の幸せを、心の中から取り出したら、それはそれは奇麗な丸く光る星が出てくるでしょう。
星の中には、薔薇や猫や虹やどんぐりが入っています。
その星があんまり奇麗だから、「あなたにあげたい」って思いました。
「この素敵な星をあなたにあげるから私と結婚しようよ」
そう言って、あなたの薬指にその星をはめてみました。
あなたには、受け取ったその星が何だかよく解りませんでした。
僕から見たら素晴らしいその星は、あなたの目には、ガラクタのように映ります。
私は私の幸せを、あなたに押し付けて素晴らしい星を、自分でガラクタに変えて、あなたに押し付けたのです。
私は私の幸せを私の中にしか見る事はできません。
私は私とつながっていて、初めて世界とつながります。
私が私の星を、星の輝きを、光を、手放したりしないかぎり、
絶対的な平和が私の魂を満たします。