2011年10月1日土曜日

ラブソング

人は自分の好きなものを語るときに、
その人の人となりを世界に曝しているように思う。
はてさて自分はどんな人物であろうか?
それは世界にアイデンティティを曝して、
世界に写った鏡を自分で覗いて見るしか手段がないようにも思う。

私の好きなラブソング

尾崎豊 I LOVE YOU
練り込まれ洗練され削りだした詩に人の心が入って行ける余裕を感じます。

DREAMS COME TRUE LOVE LOVE LOVE
恋をするとこんな気持ちになります。歌詞のひとつひとつが丁寧に胸に入ってきて切なくなります。愛を叫ぼう。



松田聖子 あなたに逢いたくて
失恋とはこういう気持ちです。ひとつひとつの景色が丁寧に描かれていて、私の胸は破裂しそうになります。なんという愛の切実さでしょう。





因幡晃 わかってください
天才因幡晃さんの傑作、詩も歌もハーモニーも混じりあい一つになって心にせまります。わかって下さいと。人間世界の悲劇を丁寧に描き女の心で描き上げるという。天才にしかできない素晴らしい作品だと感じます。いかに女性を愛し知って行こうと誠実に調べたかがよく伝わってきます。







サンボマスター 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
サウンドが若いし、だぜと云う若者言葉はなにか気恥ずかしさを感じますが、太宰治のような美しい文体をRockにのせて本当に情熱たっぷりに歌っています。そしてその心根の率直さ美しさに私なんかの胸は揺さぶられてしまいます。魂の叫びに共鳴し感銘を受けます。




さだまさし フレディーもしくは三叉路
さださんの言葉選びの上品さに舌を巻きます。やはり天才です。いつかこんなに素晴らしい詩を歌えるようになりたいと心から思います。私などの小さき能力では途方もない事だとは思いますが高い頂を目指すほどに心は理想を描き、やる気がわきます。この作品を聴くと涙が止まりません、なんという悲劇をなんと美しく表現で描き切っているのでしょう?人が愛するという事を本当に大切に描いていると私のような凡庸な者は思うのです。



長くなりましたので今日はこの辺で。