2011年10月13日木曜日

きづき

気づきとエゴは共存できない。

私は未来があたかも『今この瞬間』よりも大切なことであるかのように生きています。
未来の何処かで、人生が花開くとでも思っていつか満たされると思っているから、
「今」の輝きを見逃してしまっているんですから・・・。
生きている私にとって未来なんてないんですよ。今この瞬間しかないんです。

ペインとは、私の中にある過去の感情的な痛みのこと。
私の体験したすべての感情的な痛みは、
私のココロとカラダに住みついています。
この感情の痛みに、意味を持たせ続ける限り、私はその痛みから解放されることはありません。
その痛みが、いつの間にか私のものになっていたことに気が付きます。
そうなってしまったら、手放すのは大変。
でも、気が付けば痛みから自由になれます。
無意識に生きたことによって生まれた痛みは、自分にとって必要のないものです。
感情は「頭」と「カラダ」が出会って沸き起こるもの。
感情は「頭」が考えたことに対して「カラダ」が肉体的に反応したものなのです。
思考が自分だと思って、私が「今この瞬間」を生きていなければいない程、
私が目覚めて生きていなければいない程、
その感情はどんどん強くなります。
でも私がその傷ついた自分を観察した瞬間、
その痛みがあることをしっかりと意識できた瞬間、
傷ついた自分と思考の繋がりを断つことができます。
そこに新しい次元の意識が誕生します。
魂が生きれいる事を実感します。
私はペインというエイリアンの観察者となりました。
そして私には理性による感情の内部処理ができる事を学びました。
私は今から、そしてこれからずっと、「今」に生きることになるのです。
自分が何を感じているのかをしっかり感じてみて、そうしたらそれは、
私のエイリアンのおしゃべりなのだと知り、
その感情を受け止めて。
深く考えないで、それから決めつけることもしないで。
ただ、観察している自分がいるのだと、認識します。
思考は意識しなければ存在しえないもの。
だけど意識には、思考は必要ありませんでした。
「身をまかせる」とは、今この瞬間を受け入れるということ。
それは、心の内にあるすべての抵抗から離れていくということ。
“身をまかせること”と、“諦めること”は違います。
諦め・・・そこにはまだ抵抗があります。
身をまかせることは、すべての抵抗と判断を手放すことでした。
今まで味わったことのない、心安らかな感覚が訪れてきます。
喜びと至福に満たされます。
そして、この無上の喜びこそが愛だと知ります。
愛でできたハートを感じます。