2010年11月18日木曜日

喫茶店


むかし京都に住んでいたころ
一日中、喫茶店にいりびたって
ロックやブルースを聴いていた。

わたしは喫茶店でロックやブルースを覚えた。
トイレのポスターで素敵な映画にであった。
置いてある画集で絵画を学び
本棚の本で読書を覚えた。
わたしにとって
その喫茶店は
わたしの心を豊かにしてもらえる学び舎だった。


東京に住んでからは
ただ流されていて
そういう時間もつくらずに
ここまできた。

ふと昨日は
歩いて高円寺まで行って来て

一日中とまではいかないが
喫茶店でマスターと話したり、本を読んだり、ロックを聴いたり、コーヒーを飲んだりして過ごさせていただいた。

目を閉じてボブディランを聴いていると
瞑想をしているような
安心感を感じる。

仕事に準じている人が美しくみえる。