2011年11月20日日曜日

過去

いつまでも昔の恋人を引きずっている気分ってのはどんなだろう?
端から見れば、
切れの悪いうんこを、ぶら下げて歩いているように見える。

まるで今でも自分の所有物であるかのように?
いや実際には恋人同士と云う関係になろうと、
夫婦になろうと、
相手を支配できる理屈などは、この世界にはない。

相手には命があり、
たったの一度しかない命があり、
その尊い命の中には、
私たち全員の共有する生命(いのち)が宿っている。
支配などは諦めて、とっとと愛し合った方がいい。

人の支配欲と云うのは、
まったくもってやっかいで、
支配できないものをも、
支配できている錯覚におちいるし、
支配している気分でおしゃべりできるから、
言葉がいつまでたっても通じない。
嘘ばかりしゃべるからだ。

誰が誰の魂を縛れると云うのか?

過去の出来事は全てうんこだ。
水洗便所に流しちまいな。

今、目の前に居る人の笑顔はお花さ、
大事にするといい、うんこなんて見ないで花を見て生きればいい。

私と過去に味わった劣等感は、まったく関係がないんだ。
過去は私の邪魔しかしない。